【婦人科コラム】クラミジアとは？

実は日本国内で一番多い性感染症
クラミジアとは？

クラミジアっていったい何？

クラミジアとは、日本国内で最も多い性感染症（STD)の一つで、クラミジア感染症とも呼ばれています。

感染した場合、クラミジア性尿道炎(男性)、クラミジア性子宮頚管炎(女性)、咽頭クラミジア(男性・女性)などの病気を引き起こします。

感染経路

性的な行為により、女性の性器・咽頭から男性の尿道に感染します。

トイレ、風呂、銭湯などの間接的な接触が感染経路となることは、まずありません。

クラミジアの症状

症状が出ないことも多く、悪化すると男女ともに不妊を招くこともあります。

潜伏期間

感染後1週間から3週間前後が潜伏期間になります。

クラミジアを放置してるとどうなる？

クラミジアに感染していると幹部の衛生環境が悪くなるため、梅毒やHIVなどの他の性感染症への感染リスクも飛躍的に高まってしまいます。

クラミジアや淋病は抗生剤で治りますが、HIVや梅毒はまだ完治させることができない病気で、悪化すると死に至ることがあります。

放置の期間が長ければ長いほどリスクが高まるので、少しでも違和感を感じたら早めの受診をおすすめします。

まだクラミジアで済んでいるうちに、検査・治療を済ませましょう。