望まない妊娠を防ぐために
知っておきたい「アフターピル」と「低用量ピル」の違い
アフターピルは、飲むのが早いほど高い効果を期待できるので、すぐに欲しいですよね。
アフターピルが欲しいと思い、オンライン診療サービスの公式HPに行くと、アフターピル以外にも「低用量ピル」や「超低用量ピル」の扱いがあることに気付く方もいるでしょう。
ピルになじみのない方、特に、今回初めてピルを服用するという場合には、全く聞いたことがないという方もいらっしゃるかもしれません。
実は、「低用量ピル」は、妊娠の対策をするという意味ではアフターピルと同じですが、緊急性が高いのか、未然に避妊対策をするのかで使用タイミングが異なります。
| ピルの種類 | 目的 |
| アフターピル | 避妊の失敗や、トラブルなどで妊娠しないことが目的 |
| 低用量ピル | 避妊だけでなく、生理不順や予定日のコントロール・月経前症状（PMS）の軽減・肌荒れ・ニキビ対策 |
| 超低用量ピル | 月経前症状（PMS）や月経血量の減少による貧血対策・月経痛の対策 等 |
| 中用量ピル | 生理予定日・生理日のコントロール 等 |
「避妊＝アフターピル」の印象でいると、本来の効果や目的通りの避妊ができなくなる可能性があるため注意が必要です。
日頃から望まない妊娠対策をする場合は、アフターピルよりも低用量ピル・超低用量ピルがおすすめなのです。
尚、低用量ピルや超低用量ピルは、1日1錠など決まった服用を継続し、最低でも1ヶ月以上の服用が推奨されています。
もし日頃からの対策をしていきたい場合には、お近くの産婦人科や病院で相談してみると良いかもしれません。
ピルの種類や効果・副作用を正しく理解し、妊娠対策を行うようにしましょう。
