車の名義変更をする前に…。知らないと数十万円の大損！絶対にやるべき対策とは！？
親族や知人から車を譲り受けると、車の所有者が変更されるので、車の名義変更をしなければなりません。
その際に、高額な税金がかかる可能性があることをご存知でしょうか。
軽い気持ちで車を譲り受けてしまうと、痛い目をみることになります。
車をもらうなら、車の名義変更は必須です
車を譲り受ける場合、車検証の名義変更をする必要があります。
車検証の名義変更は、基本的には自分でやるか、業者に代行してもらうかのどちらかです。
自分でやる場合、必要な書類を準備して運輸支局に手続きをしに行かなくてはなりません。
車の名義変更をするにあたって最も注意するべきなのは、高い税金がかかるかもしれないことです！
どのくらいの税金がかかるのか、具体的に計算していきます。
150万円の自動車をもらう → 約4万円
200万円の自動車をもらう → 約9万円
300万円の自動車をもらう → 約18.5万円
※税金は一般財産贈与を想定して計算しました
このように、車をもらうには数万円〜数十万円もの税金を払う必要があります。
これは、贈与税が発生するためです。
車は資産なので、誰かに贈与する（譲る）と高額な贈与税が発生します。
ですが、ある制度を使うことにより数万円〜数十万円の贈与税が０円になります。
その方法をご紹介します。
はじめにやること、たった45秒で完了
このまま車をもらってしまうと、高額な贈与税がかかってしまいます。
大損しないためには、適切な準備をしなければいけません。
まずは、名義変更する車の査定価格を調べることから始めましょう。
今回は、無料で手軽にスマホで査定価格を調べられMOTAというサービスを使用します。
45秒入力で、簡単に車の査定価格がわかるのでおすすめです！
実は名義変更するよりも、売却する方がお得？
査定結果次第では、名義変更をするよりも売却してしまった方がお得なケースも多いです。
車の価値は、１ヶ月経つごとに数万円単位で落ちると言われています。
もし売却をする場合は、損をしないようにできるだけ早く行いましょう！査定から3ヶ月以内が目安です。
名義変更を考えている場合でも、必ず売却することを検討するようにしましょう。
税金を０円にする方法
車の査定が終わり次第、その額に応じて対応していきます。
110万円以下だった場合
車の査定価格が110万円以下だった場合、贈与税は発生しません。
110万円を超えた場合
車の査定額が110万円を超えた場合は、贈与税が発生します。
ここで、相続時精算課税制度を利用すると贈与税が0円になります。
相続時精算課税制度とは 親や祖父母からそれぞれ最大2500万円までの贈与について、贈与税が非課税になる制度のことです。贈与財産の種類に制限はないので、もちろん車にも適用されます。相続時精算課税制度を利用するには、確定申告をする必要があります。税理士に依頼することもできますが、自分でやることもできます。
先ほどの例では、300万円の車をもらうと19万円の贈与税がかかる計算でした。
それが、相続時精算課税制度を利用すると0円になります。
※ただし、相続時精算課税制度を利用すると、贈与した人が亡くなり相続が発生したときに、相続税が発生します。
相続税は基礎控除額以下は課税されません。
総資産が基礎控除額の範囲に収まって入れば、結果的に0円で贈与できたことになります。
名義変更するときに、相続時精算課税制度を利用すると数十万円も違いがでます！
名義変更する車の査定価格がいくらになるか、調べてみましょう！
【まとめ】名義変更の時に大損しない方法
車の名義変更をする際は、多額の税金がかかる可能性があるため、絶対に車の査定価格を調べましょう。
-
- もらう車の査定価格を調べる。
スマホで簡単に査定できるMOTAを使い、査定価格を調べましょう！ - 査定結果を踏まえて
査定結果次第で、売却するか、車をもらうか決断しましょう。価値が下がる前に、売却することをおすすめします。 - 査定価格が110万円以下の場合
名義変更をしても、税金はかかりません。 - 査定価格が110万円を超える場合
税金がかかります。相続時精算課税制度を利用すれば、税金は0円になります。※確定申告をする必要があります - 名義変更よりも売却がおすすめ
名義変更をするには、
・必要な書類の準備、運輸局への提出
・確定申告
・贈与税の支払い
などを1人で行う必要があります。
時間と手間がかかるので、とても大変です。
名義変更して車をもらうよりも、売却してしまった方が手間がかからず簡単です。
- もらう車の査定価格を調べる。
【補足】車の売却を検討されている方へ
「車をもらうことになったけど、普段全く乗らないな…」
「マイカーあるから、いらないな…」
このような方は、高額な維持費がかかる一方です。
車の維持費の平均は、年間約40万円と言われています。
また、車の査定額が高額だった場合、贈与税・相続税が発生します。
査定価格を踏まえて、
-
- 名義変更して車をもらう
- 車を売って現金にする
と自分の条件にあった対応をしましょう。
車を高く売却すれば、贈与税を支払ってもお金が残ります。
また、新車を購入する費用にすることができます。
車の価値は１ヶ月ごとに数万円落ちると言われていますので、高く売れるうちに売ってしまいましょう。
高く売るなら複数の買取店で
査定してもらうのが鉄則！
「せっかく車を売るなら高く買い取ってほしい」
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